読売テレビ
豊臣秀吉が築いた「大坂城」の天守台の基礎の構造などが初めて分かり、11日、調査の様子が公開された。
現在の大阪城の天守閣は昭和に完成した3代目で、豊臣秀吉時代の「大坂城」は大坂夏の陣で落城し、徳川家によりすべて地中に埋められた。
当時の構造は絵図などでしか明らかになっていないが、大阪市立大学が11日に公開した、直径3cmのスクリューを地中に挿入して地盤を調べる方法で、約300か所を調べたところ、当時の天守台の基礎を初めて確認することに成功した。
石垣の一部や、土橋状の構造物も見つかったという。
大阪城は国の特別史跡に指定されているため調査に制限があり、大阪市立大学は、「別の方法も開発しながら調査を進めていきたい」している。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース